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僕は君たちに武器を配りたい [by 瀧本 哲史 (著) ]

2012-03-23
僕は君たちに武器を配りたい 僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史

講談社 2011-09-22
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posted at 2012/03/23

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『世の中の劇的な変化に気づき始めたら』

   自分のためだけではなく、これからを生きる世代のために
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『コモディティー』   『差異』

 『リベラル・アーツ(教養)』   『調べる一手間』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『これからの時代をサバイバルしていくためには?』
                              
   真のグローバル化に対応する
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『「スペシャリティー」という名の武器』
 ▼『お客様が共感できるストーリーをもつこと』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『「スペシャリティー」という名の武器』
  本書の中に頻繁に登場する言葉に、

  「コモディティー」

  というものがあります。

  皆さんはこの言葉、ご存じでしたか?
  えっと・・・英語の単語として、
  なんとなく頭にはあったのですが・・・。(苦笑)

  一般的な英語の意味としては、石鹸、歯ブラシなどの
  「日用品」を指すものです。

  本書に登場する「コモディティー」とは、
  経済学や投資の世界で使われる用語で、

  市場に出回っている商品が、個性を失ってしまい、
  消費者の立場からみれば、どの商品も大差がない状態

  を「コモディティー化」と定義づけています。

  「コモディティー」と対比して出てくるものが
  「スペシャリティー」です。

  例えば、人で考えてみると・・・

  他の人には代えられない、唯一の人

  ということです。
  
  別の例として・・・

  あるレストラン(シェフ)のスパゲティーナポリタンを目当てに
  来店するお客さんが数多くいるとしたら、
  そこに「スペシャリティー」があるということになります。

  では、スペシャリティーを身につければ万事安泰なのか?

  と思いましたが、そうそう、かんたんにはいかないですよね。
  また、もし「スペシャリティー」を身につけたとしても
  ライバルが出てきて、「コモディティー」になるようなことも
  今のご時世では普通になってきています。

  本書のタイトルになっている「武器」ということから
  私は剣を連想しました。

  常に研ぎ澄ませておかなければ錆びてしまうぞ!
  という戒めをしたところです。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『お客様が共感できるストーリーをもつこと』
  私が中高生時代の頃、「世界の工場」といえば、日本でした。

  今もそうだ!・・・というご意見もあるかと思いますが、
  シェアからすれば、中国や外国製品にその座を奪われているように
  思われます。

  Made in China

  を筆頭に、外国製品のものに囲まれて生活しているのを実感します。

  高いレベル(技術など)を持った商品やサービスを作ったとしても、
  その数年後には真似をされたり、さらに上回った技術を持った製品が
  登場してきたりして、その座も安泰とは言えません。

  商品やサービスそのもので差をつけることがむずかしい
  世の中になっています。

  本書の中ではお客様が共感できるストーリーをもつことが
  武器として紹介されています。

  一つの事例として、文具メーカー「キングジム」の「ポメラ」が
  取り上げられています。

  ご存じの方も多いかと思いますが、
  テキスト入力に特化した電子メモ帳です。

  ポメラの企画会議の中で、役員15名中14名が反対したと
  いうものですが、「お客様が待ち望んだものだ!」という唯一の役員の
  絶賛したことから、発売になりました。

  実際に発売されてみると、ライターやブロガーなど、
  毎日、テキスト入力する人々の間で大いに話題になり、
  ヒット商品になりました。

  マス(大衆)には受け入れられなくとも、
  熱烈なお客様の支持が得られる商品の好例です。

  お客様と開発者の思い(ストーリー)が一致すると
  いい意味で化学反応を起こしやすいのだろうと思いました。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『ヒト、モノ、カネの流れを研究しろ!』
                              
   遠くのものではなく、自分の身のまわりから。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
  「武器」というタイトルから過激で物騒な本?

  ・・・と思ったり、

  本の帯から察するに、20代の若者をターゲットにしているので、
  私にはあまり関係ないか・・・と思って読み始めました。

  でも、最近思っていたモヤモヤしていたことがこの本の中で
  述べられていたり、また共感できる部分もいくつかあったりで、
  時間を忘れるくらいおもしろい本でした。

  この本の中にはいろんな対比が登場します。

 ・投資家的な労働 vs サラリーマン的な労働

 ・奴隷の勉強 vs 自由人の勉強

 ・社会主義的な資本主義vsむき出しの資本主義

 ・儲かる漁師 vs 儲からない漁師

  物事を一面的に捉える傾向がありますが、視野が広がった気がしました。

  一読されていない方で、上記の対比に少しでも興味をお持ちのある方には
  オススメです。

  自分がどっちのタイプかというのを想像しながら
  読むと楽しいかもしれません。

僕は君たちに武器を配りたい
僕は君たちに武器を配りたい

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