1年以内に夢がかなう「先まわり」手帳術 [by 大田正文 (著) ]
1年以内に夢がかなう「先まわり」手帳術 大田正文 サンマーク出版 2011-10-28 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『自分を磨きたかったら』
手帳を使って、人生の目標達成をしよう
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☆気になったキーワード
『手帳術とは』 『「時間」と「空間」』
『人間関係の悩みがなくなる』 『手帳を全て公開しよう』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『手書きの手帳でなく、電子手帳術を聞きたい』
「先回り」の具体的な話を詳しく聞きたい
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『手帳の特性を使って、目標に向かおう』
▼『手帳を「夫婦」「恋人」と見せ合おう』
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▼『手帳の特性を使って、目標に向かおう』
この本を読み終わった時に思ったのが、
タイトルの「手帳術」だけではない。
むしろ、人生論というか、自分を磨け! という所もあるのではないかと。
プロローグで、
「先まわりできる人とは、進化しつづけた人です」と始まり、
第1章の後半に、
進化することとは、「自分の人生を自分で決める」
と結んでいるからです。
この言葉は誰にとってもわかりきった言葉であり、
親や先生から、何度でも言われているものですよね。
これを、あの愛妻家で「超」有名な大田さんが、
堂々というのだから、
本当に上手(うま)いなーと感心する上に、
だから、大田さんは
自称 ごく普通のIT企業の社員 と宣伝している傍ら、
全国で6000名以上の会員がいる 日経新聞を読む会 とか
ネット社会で、”超・愛妻家”で トップに検索される とか
その他、いろいろとネタがあるんですね。
この著書の大きなポイントは、ズバリ2点だとおもってます。
1点目は、 手帳術のスキル
2点目は、 手帳の特性を使って、目標に向かおう
1点目は次回にて紹介することとし、
今回は2点目の 手帳の特性を使って、目標に向かおう
について、紹介したいと思います。
○○ 手帳の特性を使って、目標に向かおう ○○
「 手帳に書き込む出来事・経験がふえればふえるほど、
あなたが進化するチャンスも、どんどん増えていく 」
(本書28頁)とあります。
手帳に、 失敗、挫折、反省を心おきなく 書け!
そして、後で手帳を読み返すのです。
手帳の特性は、日記や業務誌等に無い「時間」の欄があるのです。
つまり、毎日はもちろん 週間、月間単位で把握できます。
そこで大田さんは、だからこそ(本書42頁以降)
「時間」と「空間」との2軸を
常に意識しながら、書いていけというのです。
具体的には
「時間」
・未来=計画 先回りしたい時間を決める
・現在=実行 実際に、時間に先回りする行動を起こす
・過去=振り返り 先回りしたい時間が正しかったか確かめる
「空間」
・未来=計画 未来に、チャンスと人が集まりそうな場所を見つける
・現在=実行 チャンスと人が集まる前に、その場所に先回りする
行動を起こす
・過去=振り返り 先回りした場所に、チャンスと人が集まったか
確かめる
とあり、手帳に書き込む方法が記載されております。
ところで読んでくださっているあなたは、
こんな疑問の余地が出てくるかもしれません。。
毎日、あるいは、思い付いた時に、
「時間」や「空間」を意識して、書いたって意味がないだろうか?
その件について、大田さんは
手帳を書けば、何歳になっても進化できる(本書18頁)
「人生に無駄な日は一日もない」と気づくことで、人は成長する
(本書29頁)
ライバルはいつも、一秒前の自分(本書136頁)等とあり、
要は、絶えず、自分を信じ、問い直せ!と暗に銘じ、
進化を遂げてみようと結んでいるのですね。
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▼『手帳を「夫婦」「恋人」と見せ合おう』
この著書の大きなポイントは、次の2点がありますと書きました。
1点目は、 手帳術
2点目は、 手帳の特性を使って、目標に向かおう
になります。
なお、2点目は前回にて紹介しました。
今回は1点目の 手帳術 です。
○手帳の選び方、始め方(本書49頁)
これは、あなた自身が人生の伴侶を選ぶと同じように
あなた自身の独断と偏見に満ちた基準で十分です。
ただし、選んだ以上、つべこべ言わないことです。
人生の伴侶にも、良いところもあれば、悪いところもあるように、
手帳にも、悪い所が沢山あります。
また、
始め方 に関する留意点としては、
「万が一、手帳を紛失した場合に備えて」、
なんとかして戻ってくる方法も、記載されております。
○毎日を書けば書くほど 人生の宝物が増える(本書66頁)
大田さんは、人生の一秒は、時間を失う代わりに、
ある宝ものを手に入れることができるとあるのですね。
なかなか、素晴らしい発想です。
○人間関係の悩みがなくなる、手帳の書き方(本書72頁)
大田さんは、働くことがつらいと思っている人が沢山いると感じて
おり、つらさの大部分が、「人間関係」と分析しているようです。
実はその書き方が理論だっており、大変長文(5ページ)を割いて
おります。これもまた読み応えがありますが、私がここで要約する
とおかしくなるので、紹介を止めておきます。
○あなたの「人生の不安をなくす」ための計画の立て方(本書92頁)
– あらゆる物事は、分解して考えると必ず解決できる
・全体像がつかめる
・分解することで、必ず「ひとつの行動」にまとまる
– どこに向かいたいのか、常に意識できる
・意識している方向にむけ、思考・行動がフル回転する
と考えており、
あなたは「人生の不安をなくす」ために
手帳に書き込み、読み返すことをしなければならないと
いうわけです。
○手帳を「夫婦」「恋人」と見せ合おう(本書174頁)
(以下、本著からから一部分抜粋です。
大田さんありがとうございます。)
僕は、過去の手帳に、人生のすべてを書きとめています。
その手帳はすべて、妻が見ようと思えば、見られる場所に
おいています。そして「見たかったら、いつでも見ていいよ」
といってます。
あなたにも、手帳の内容を「夫婦」「恋人」で見せ合うことを
おすすめします。
なぜなら、パートナーとの関係をより密接に、より深くするのは
「相手に対する信頼」だからです。
<中略>
パートナーとの人生で無用な争いは、すべて「嘘」と「隠しごと」
から始まります。
だから、僕は妻に対して嘘や隠しごとをするのを、一切やめてしま
いました。 今、僕は、自分の思考・行動をすべて妻に公開してい
ます。 真実は、常に一つしかありません。
自分の思考・行動をすべて相手に公開しておけば、相手はよけいな
疑いの気持ちを持たなくなります。 (以上抜粋終わり)
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『「自分を信じ、問い直せ!」と暗に銘じ、進化を遂げてみよう』
自分をもっと良くしたい。 とにかく人から好かれるように
なりたいし、人生を楽しく豊かに終えたい。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
大田さんのエピローグには、
15年間(4日を除いて)
手帳に記録し続けたというだけで、凄いと思いましたが、
その理由を聞くともっと驚きました。
実は「4日間の手帳が空白」が 妻の入院した日だったんですね!
普通だったら、
お通夜や自分の仕事(IT会社だから、徹夜もあるはずだろうし)
も大変だろうに・・・・。
ネット社会で、”超・愛妻家”で トップに検索される だけの
ことはあると思いました。
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