脳が教える! 1つの習慣 [by ロバート・マウラー (著), 本田 直之 (監修), 中西 真雄美 (翻訳)]
脳が教える! 1つの習慣 本田 直之 中西 真雄美 講談社 2008-07-05 posted at 2008/10/18 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『行動の原理原則は?』
脳が私たちを動かす源
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☆気になったキーワード
『小さな一歩』 『習慣』
『脳を目覚めさせる質問』 『マインドスカルプチャー』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『最終的なゴールを達成するための一歩は?』
それが「たった一つの習慣」
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『小さな質問をすること』
▼『脳が抵抗しない小さな行動を起こす』
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▼『小さな質問をすること』
よくある実験にこんなものがあります。
もしかしたらどこかのセミナーですでに経験があるかもしれません。
それは・・・
目を閉じてください。
さて、この部屋に「赤いモノ」はいくつありましたか?
はい。大体の人は答えられません(^^;;)
意識していないからですね。
ところが、目を閉じる前のその質問をされていれば
確認していますから、答えることができます。
そう、人は「質問」をされて初めて「意識」するのです。
ところが・・・もう一つの特性があります。
それは、大きく変化するような質問に対しては
脳が本能で「抵抗感を示す」ということ。
弊誌エンビジでも何度も取り上げていますが
「変化」を嫌うのは人の生存本能。
恐怖を伴うからですね。死んでしまうかもしれないという。
変化しないで現状のままでいれば、自分自身に限って言えば
そのままでいられるのですから
#周辺環境の変化で、ダメになってしまうことも多いですけどね(^^;;)
ところが・・・怖いのは「変化」することですから
変化を意識させないような「小さな質問」であれば
この本能をスルーすることができるのではないか?
というのが出発点です。
そして、実際に小さな質問であれば拒否反応という本能を目覚めさせず
変化しようかという脳だけを目覚めさせることができます。
それぞれが脳のどの部分なのか?ということは本著に記載されているので
ここではふれませんが、実態として小さな質問をすることが
抵抗なく変化につなげていくために必要なことなのです。
さて、小さな質問をつづけるために
どうしますか?
そう考えると「質問することを忘れないようにする」
ということが思い浮かぶと思います。
そう、常に目に付くところに「質問」するテーマを書き留めておく
夢をイメージ化しておくことを覚えておかないといけません。
人は、怠け者で新しいことは面倒だという本能を持っているのですから
その怠け心に抵触しないくらい、小さな変化を求めていきましょう。
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▼『脳が抵抗しない小さな行動を起こす』
前回は、頭の中で考える質問が
大きすぎると、脳が抵抗するという話をご紹介しました。
これは質問だけではなく「行動」に関しても
当然当てはまる原理です。
行動を起こした結果、何かが変化するわけですから
その変化が大きいと予想される場合
脳が抵抗して、行動を止めてしまうわけです。
であれば、質問を小さくしたのと同様に
最初にはじめる行動も「脳が抵抗しないちいさいもの」に
しないといけないのです。
考えてみれば、私も含めて思い当たることがあります。
「明日富士山に登らない?」
と誘われたら。。今の体力では確実に無理!
と思ってすぐに断るでしょう。
一歩を踏み出すことすらしないと思います
でも、「明日5分くらい散歩しない?」と
いう誘いであれば、普通の量ですから全然抵抗感なく
「そうだね、歩こうか」となりますよね。
そして、あなたもご存じの通り、その分量を
自分(もしくは相手)が満足して次のステップを渇望
するくらいの細かさで増やしていくことによって
最初は思っても見なかったことが、脳の抵抗なく
行動できるようになるわけです。
ということは、私たちに求められる能力は
「解決したい課題を、どこまで適切にステップを
分けることができるか」
になるわけです。
大きければ、これまでにご紹介してきたように
脳が抵抗します。
逆に小さすぎると、成長している感覚をもてませんから
脳ももちろんですが、私たちも飽きてしまうからです。
常に同じコトを繰り返すのは
非常に楽なことですが、そこに「快」はありませんから
なにか他の「楽しいこと」をみつけてしまうと
あっさりやめてしまいます。
そして、「あれそんな改善行動をしようとしていたっけ?」
と忘却の彼方に流れてしまうことを
忘れずに、適切なステップへ「分割」する力を
つけたいものですね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『抵抗が発生しない大きさ(=チャンク)にわける』
すると、楽しみながらも抵抗なくできるのです。
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本著の冒頭に、監訳者としてレバレッジシリーズの本田直之さんが
このように書かれています。
脳という仕組みの中で生きているのが人間です。
それなら、脳の習性にそむくことをしても、
何ひとつ効果が出ないのは、当たり前すぎる理屈です。
まさにこの「仕組み」を知っているかどうかで
がんばっている努力はプラスにも加速し、マイナスに引っ張り込まれる
ことになりかねません。
その「仕組み」が「小さなことに分解する」であると
本著を通じて私は感じています。
一つのことにチャレンジしてみて
それができない、続けられないとしたら
では、もう一つ段階を小さくしたらどうなるだろうか?
そんな「習慣」をもってみましょう。
わたしもそうです。
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