最後の授業 ぼくの命があるうちに [by ランディ パウシュ (著), ジェフリー ザスロー (著), 矢羽野 薫 (翻訳)]
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版 矢羽野 薫 ランダムハウス講談社 2008-06-19 posted at 2008/07/15 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『夢を叶えるとは?』
人生がどういう状況にあったとしても
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☆気になったキーワード
『夢と目標』 『カードを変えることはできない』
『親の宝くじ』 『壁を越える』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『壁にぶつかったとき、いかにして乗り越えてきたのか?』
手元にあるカードを駆使することで
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『レンガの壁がそこにあるには理由がある』
▼『だれかにしてもらったことをだれかにしてあげなさい』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『レンガの壁がそこにあるには理由がある』
本著のことを知っている方は、著者の背景を
ご存じかもしれません。
著者は、カーネギーメロン大学という
全米でもとても有名な大学の教授。
そして膵臓から肝臓へと転移したガンを体に持ち
医師から告げられた命の刻限は――「あと3カ月から半年」。
その彼が「最後の授業」として
選んだ話は、ガンのことでも、学術的専門分野のことでも
ありませんでした。
それは・・・ 「子供の頃からの夢をいかにかなえてきたか」
わたしもそうですが、このエンビジを読んでいる
あなたにも、子供の頃夢を持っていませんでしたか?
○○になりたい
○○をやってみたい。
どんな夢であっても必ず何かを持っていたのではないでしょうか。
著者がもっていた夢はいくつもありますが、いくつか例を挙げると
・無重力を体験する
・NFLでプレーする
・カーク船長になる (スタートレック)
・ディズニーのイマジニアになる
どれも、簡単にできることではないかもしれません。
例えば、一番最初の無重力。
普通に考えたら、地球上には重力がありますから
宇宙に行かないといけない。
現代では「宇宙飛行士」にならない限り、宇宙にはいけませんから
かなり確率が低いことになります。
と、確率が低い=実現できない
と思うと、あなたの目の前には「レンガの壁」が立ちはだかると
パウシュ教授はおっしゃるのですが・・
そんなとき、彼が言い聞かせることに
レンガの壁がそこにあるのには、理由がある
僕たちの行く手を阻むためにあるのではない。
その壁の向こうにある「何か」を
自分がどれほど真剣に望んでいるか
証明するチャンスを与えているのだ。
夢は簡単に叶ってしまっては、それは夢ではなく
偶然かもしれません。
求めていたものでもないかもしれません。
であるならば、夢をかなえるまでにはいろんな出来事が
あると・・・夢に到達したときの感動が大きくなるとも
いえるのではないでしょうか。
最近、おかげさまでいろんな「出来事」が私にはあります。
その出来事も、その瞬間を切り取ると
「何で起こるの?」と思ってしまうようなネガティブなことも
あるのですが・・・
後になってみるとゴールに着いたときの喜びが増すのも
もちろんですが、他の方に「伝える」ときの自分の幅を
大きくしてくれることが多く
いろんな意味で感謝することがでてきてます。
パウシュ教授のように、「生と死」のはざまという
大きなコトではもちろんありませんが
日々「レンガの壁」がでてくることは、いろんな原動力に
なるのではないかと思います。
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▼『だれかにしてもらったことをだれかにしてあげなさい』
私たちは、一人一人独立していますが
でも、ひとりですべてのことはできません。
すべてどころか、たった一人であれば何一つ出来ない
といっても過言ではないくらい
誰かの助けを借りています。
今、ご飯を食べようとしたら
お米を作ってくれた農家の方、
魚を捕ってくれた漁師の方
輸送してくれるドライバー、船長
販売してくれるお店の方
そのすべての方がいるからこそ、ご飯が食べられるわけですよね?
そう考えると、だれかに何かを助けてもらっているわけです。
それは「社会」というシステムに生きている私たちだから
当たり前だよ!とおっしゃるかもしれません。
そうですよね。
だから、そこに関してどうこうしろと言う話ではなく
社会における「役割」でさえ、誰かを助けているのだから
普段から何かに関して「してもらったこと」は
他の誰かにしてあげるのが私たちの義務ではないかと
思うのです。
人生の先輩に、自分の悩みを聞いてもらって
何かの解決策を見つけること出来た。
すでに経験豊かな先輩に対して、私たちができることは
それほど多くありません。
でも、同じコトを自分たちの人生の後輩に
伝えることはできますよね?
そうやって自分が「つなぐ」役割を果たせることは
とても幸せなことだと思います。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『自分が何を伝えられるか?を考えてみる』
そのためには自分がやることを決めないといけない
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
この「最後の授業」書籍は実際の講演の後日談であったり
裏側に隠れていたことが明らかになる書籍でもあります。
ですから、実際にパウシュ教授が講演されているDVDを
・観る前に読む
・観てから読む
どちらでもいいのですが、必ず講演されている姿を見てほしいと思います。
私自身は、先に書籍を読んでしまいましたが
その後でDVDを通してみて
感動のあまり、再度書籍を読み返しました。
講演の模様はYoutubeに動画でアップされています。
=>⌒a href=”http://jp.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA” target=”_blank”>http://jp.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA
ただ、画像が荒くて、レジュメの文字などは結構
つぶれてしまっているのでDVDで観る方がお勧め。
さて、まるるちゃん自身まだ「死」というものを
身に迫ったものとしてとらえることはできていません。
パウシュ教授にしても、実際に告知を受けるまで
そのことを考えたことは若さからすればなかったと
思うのです。
でも、実際余命の告知を受けて
それがわかっている状態で話をされた「最後の授業」
その中で、病気の話は最初の現状説明以外に全く出てきません。
ご自身の得意のプレゼンテーションのパワー
すごくおもしろいユーモアを取り混ぜて話される内容を
DVDでみていて「なんてすごいエネルギーだ」
ということに感動していました。
その源になったことは・・・最後にホンの一瞬で
明らかにされるのですが、そこはネタバレになるので
伏せておきます。
ぜひ直接講演を聴かれてみてください。
追伸:講演は昨年の2007年に行われたものです。
その際余命3-6ヶ月といわれた教授が
どうされているのか?がわからなかったのですが
今回のメルマガを書くときにいろいろと調べてみたら
このページに近況が載っていることがわかりました。
⌒a href=”http://download.srv.cs.cmu.edu/~pausch/news/index.html” target=”_blank”>http://download.srv.cs.cmu.edu/~pausch/news/index.html
2008年6月末現在で、まだ存命中の教授。
つたない私の英語力で読んでみても、ガンが進行していることが
わかりますが、今後どうなっていくのか
ずっと気になりそうです。
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