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デキる人は皆やっている 一流のリーダー術 [by 森田 英一 (著)]

2008-02-14
デキる人は皆やっている 一流のリーダー術 デキる人は皆やっている 一流のリーダー術
森田 英一

明日香出版社 2008-01-11
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posted at 2008/02/15

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『リーダーシップが必要だと感じたら』

   資質ではなく、学ぶことができるというので
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『自分自身を知る』   『後ろを見たときに』

 『割の合わない仕事をする』   『メンバーの自律成長』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『リーダーシップを高めるためには』
                              
   何か誤解していないか?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『リーダーシップって何?』
 ▼『メンバーのリーダーシップを引き出すリーダー?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『リーダーシップって何?』
  さて、本著を選んでおきながら、もっとも大事なことが
  なんだろう?ということからはじめます。

  「リーダーシップって何でしょうか?」

  みんなが思うリーダーシップとは「ぐいぐいひっぱっていく」
  タイプのリーダーが持っている力ではないかと思います。

  暗黙のうちに「リーダーと呼ばれる立場の人」にたいして
  みんながいろんなことを求めていて、その中でも
  「みんなをひっぱっていく力」という思いが受け入れられている
  わけなんですね。

  ところが・・・・本著の最初にて、著者の森田さんは
  この問いに対して、

    ふと後ろを見たときに、人がついてきているかどうか

  がリーダーシップを発揮しているかどうかの判断基準になると
  おっしゃいます。

  
  ですから、リーダーがぐいぐい引っ張っていくタイプでなくても
  いいですし、「リーダー」という肩書きがなくても
  自然と周りの人がその人の言うことを受け入れるような場合には
  その人はリーダーシップを発揮しているのです。

  この「自然と人が着いてくる」というパターン。
  結構重要です。

  命令などの強制力ではなく、今の自分たちのグループがいる
  「場」を変えることができる力を持っていると言うことですから
  目的の方向がはっきり見えていること、そして
  その軸を持って周りに対して影響力を与えることの
  両方を持っていないとできないことだからです。

  私が、いろんなパートナーの方とビジネスをさせていただいて
  いますが、自分が100%のことを把握できるわけはもちろん
  ありません。

  逆に、パートナーから「こんな風に改善したいのですが」と
  日々提案をいただいて、ホントにありがたいと思っています!
  まさにこの「提案」も自分たちの行動を変えるための
  リーダーシップと言えるのではないでしょうか。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『メンバーのリーダーシップを引き出すリーダー?』
  さて、先に書いたように「メンバーやパートナー」が
  提案をしてくれて、動き出してくれる状況というのは
  非常にありがたいことです。

  では、それをありがたがっているだけではなく
  環境として作り出すことも、リーダーシップではないでしょうか。

  本著の中で森田さんは

     目的達成のために必要な環境(場)を整え、
     総合的な指揮をとって人を成長させること

  ができるひとこそを「自律成長プロデューサー」であると
  おっしゃっています。

  これは従来の「オレについてこい!」的なリーダーシップとは
  大きく異なる概念ですが、とっても大事なことですよね?

  オレについてこいであれば、自分の「器」以上のことは
  絶対にできませんが、もし自分の動きで100人のメンバーやパートナー
  が動いてくれるような人であれば・・・
  彼らが自律して動いてくれるようにした方が確実に
  成果も上がるし、みんなもハッピーであるからです

  でも。。。実は「ついてこい!」というリーダーの行動の方が
  簡単だったりします。
  だって、、周りのことを考えずに、自分が信じる道を
  進んでいくだけですからね。

  でも、メンバーやパートナーが動いてくれるようにするためには
  動いてもらうだけの何かを、一緒になって考えたり
  想いを共有したりしないといけません。

  私自身は、最初から自分の能力だけではできないと
  わかったので、いろんな方にご協力いただきながら
  動いています。そこで痛感するのは「相手のことを理解できる」
  能力が自分に低いと言うこと。

  最近は、いろんなことを学んだり実践したりしてきて
  少しずつ動き出せるようになってきましたが
  さらに大きく「歩を進められる」ように
  もっとがんばらないとなーと思う日々なんです・・・。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『組織の限界はリーダーの「器」が決める』
                              
   自分の受け止められる「器」の大きさを拡げたい。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 自分一人でできることには限りがあります。

 みんなが協力すればいろんなことができますが
 人が集まってくれば来るほど、その調整がとっても大変。

 調整はベクトルをあわせるために、みんなが自律的に
 考えて、動いて「チームとしてよくなるためには」
 と動き出せるようにできるかどうかというのは
 これからのリーダーにとって非常に大きな役目なのかも知れません。

 
 リーダーというと「偉い人」というイメージがどうしても
 ありますが、本来は「役割」の一つに過ぎません。

 役割だからこそ、チーム全体がいい方向に進んで
 最大の効果を発揮できるようにしないと・・・・
 リーダーが自身は仕事をしていないことになりますからね。

デキる人は皆やっている 一流のリーダー術
デキる人は皆やっている 一流のリーダー術

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