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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 [by 細谷 功 (著)]

2008-01-12
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
細谷 功

東洋経済新報社 2007-12-07
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posted at 2008/01/13

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『地頭ってなんですか?』

   持っている必要があるものでしょうか。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『コピペ思考』   『結論から考える』

 『フレームワーク』   『万人に理解される』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『応用が可能な力を育てるには』
                              
   地頭力が必要です
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『ところで、地頭力って?』
 ▼『フェルミ推定をどういかす?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『ところで、地頭力って?』
  さて、滅多に訊かない言葉「地頭力」ですが
  これってどんな力なのでしょうか?

  その定義について、本著で細谷さんがおっしゃっているのは
  未知の領域において問題解決していくための能力であり
  過去の経験が未来の成功を保証するとは限らない現在において
  重要な能力であるとおっしゃっています。

  
  いろんな知識を持っている人も「頭がいい」といわれますが
  この良さは、どちらかというと時間がたっていくと
  陳腐化していく危険性があります。
  とくに、今の時代においては「知識」はGoogleを使って検索すれば
  比較的誰にでも得られてしまうであるとか
  どんどんと情報が更新されていくので、その後アップデートを
  していかない限り、役にたたなくなるからです。

  
  でも。。。「未知の領域」において問題解決する力は
  どんな分野に取り組んだとしても応用できる力ですから
  その力を身につけている人の価値は・・・陳腐化しません。
  だからこそ価値が非常に高いわけです。

  ではそんな「地頭力」は生まれつきのもの?
  それとも今後のトレーニングで鍛えることができるもの?

  はい。本著のタイトルをちゃんと覚えているあなただったら
  答えは明白だと思います。
  そうです。生まれつきのものではなく、トレーニングで
  ある程度までレベルアップしていくことができます。
  だから、本著を読もう!と思ったわけです(笑)

  地頭力とは、すなわち考えるという行為ですから
  習慣として、「何かに出会ったら考える」ということを
  繰り返しおこなっていくことが、大事。
  最初の内はその質を問う前に、量および習慣を問うべきなのですね。

  そのためのプロセスとして本著で提案されているのが 
  フェルミ推定というツールな訳です。

  
  私自身は・・・本著で地頭力に関して最も基礎的な部分であると
  書かれている「知的好奇心」にかんしては非常に旺盛です。
  新しい人にお会いして、自分が知らないことがあると
  どうしても、そこについていろいろと突っ込んでお話が聞きたくなります。

  その原動力となる「好奇心」をせっかくならば
  きちんとした方向に向けるために、いろんなやり方を学んでいければなと
  思うわけです。
  ムダにしたらもったいないですからね。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『フェルミ推定をどういかす?』
  フェルミ推定という言葉を聞いたことがある人は
  すごく少ないと思います。

  容易に測定できないものを推定する考え方として
  何らかの推定ロジックをもちいて短時間で概数を求める方法として
  ノーベル賞物理学者のフェルミさんの名前に由来しているものです。

  
  では、どんな方法論か?というと
  例えば「日本全国に電柱が何本あるか?」を求めてくださいという問題。
  条件は、3分以内で、電卓やPCの利用不可、検索も不可といわれたら
  どうしますか?

  その答えをここに書いてしまうのはおもしろくないので書きません。
  というのは、フェルミ推定の考え方は答えがあっているかどうか?
  ではなく、その導出過程に見るべきものがあるかどうかというところが
  非常に大事だからです。

  ヒントというか、方法論としては「因数分解」。

  ????
  これだけ聞いてもわからないですよね。
  つまり問題を大きなもののママ解決しようとするのではなく
  要素ごとに分解して解決していくのです。
  
  さきほどの問題であれば、日本全国の電柱の数を求めるには
  たとえば日本の面積と、単位面積当たりの電柱の数がわかれば
  かけ算で求まるよなーという発想です。

  私たち自身は、別に統計を推定したいわけではなく
  この「フェルミ推定」の考え方をビジネスにつなげたいわけです。

  では、なにが大事であるか?というと
    ・時間を決めて期限内に回答をだすこと
    ・全体から部分への流れで問題を解決しようとすること
    ・因数分解して必要な項目を個別に求める
    ・枝葉は考えない
  という点にあると思うのです。

  3日後に期限を迎える仕事があって、その進捗を訪ねているのに
  「あと3日待ってください。今ははっきりしないので」
  と言われても困っちゃいますよね?
  3日後にダメでしたと言われる可能性も残っているわけですから。

  そのために、「今」答えられることを答える。
  そのためには、概数でよいので現状を説明できるようにする
  というのは非常に大事なわけです。。。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『概数で物事を考える癖をつける』
                              
   なにを見ても聞いても
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 本著の中で、触れられていた言葉で
 ひっかかってきたのが

   頭の固さとは知識・情報への依存度のこと

 というキーワードです。

 
 子供の頃って「なんでなの?どうしてなの?」と
 いろいろ聞いて、お父さんやお母さん、もしくは周りの大人を
 困らせたことってありませんか?

 ところが、大人になって行くに従って、「分別」がついたのか
 そんな言葉を発しなくなって・・・
 そのうち「疑問」すらも持たなくなっていったのです・・。

 結果、周りからの情報や、獲得した知識を
 そのまま信じるようになっていったと。

 
 このリスクから逃れるためには、どんなことであっても
 「もっとよりよい方法はないのか?と建設的に疑ってみること」
 であるという趣旨を本著で著者の細谷さんはおっしゃっています。

 
 身の回りにあることでもいいですし、本著を読んで
 そこに書かれている例題を一生懸命解いてみるのは
 面白いと思いますよ~。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

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