ハーバードからの贈り物[by デイジー・ウェイドマン]
ランダムハウス講談社 (2004/09/15)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『最後に贈られた言葉は?』
ハーバードの宝物とは?
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☆気になったキーワード
『使命』
『自分らしく』
『真実とまずい飯』
『支配-エンパワー』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『リーダーとして持つべき心は?』
人と一緒に仕事をしていくことを考えると
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☆本から得た気づき
▼『他の人の人生を変える?』
ハーバードのMBAコースを始め、エリートと言われる人たちは
「自分の成功を追い求めることに慣れている」
と鋭い言葉で指摘!
げ、エリートかどうかはともかく「自分の成功」を追い求めている
かもしれないと、突きつけられた思いがしています。
自分が成功を追い求めすぎることによって、他の人の人生を
悪い方向に変えてしまっていないか?自問自答が必要なようです。
せっかくだったら、他の人の人生にチャンスを与え、サポートする
という人生を歩んでみましょう。
マイナスのパワーでなくポジティブなパワーを!
これを感情ではなく、構造の面から考えると
マイナスのパワーを与えるリーダにはマイナスのパワーが戻ってきます。
周りの協力が得られなくなってきますから。
逆にポジティブなパワーを発しているところには、ポジティブさが
集まります。
これは不思議なものですがお金持ちはお金がますます集まってくる
というモノとまったく同じ。
だったら、自分も成功に一歩近づける構造である
ポジティブなパワーを与えてみましょうよ。一緒に!
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▼『自分らしくあれ』
社会的に成功している人が、多く抱えている問題が
「仕事」と「家庭」の問題。
仕事に没頭しすぎて家庭をおろそかにするということは
巷にあふれる話題としてありますね。
ハーバードからの贈る言葉は「仕事」と「家庭」の間に
コンクリートの壁ではなく、「浸透膜」を持とう!というもの。
「浸透膜」とは、例えば人間などが持っている細胞の膜のように
ある程度の物質は通すけれども、2つを分離する壁にもなっている
という膜のこと。
ですからコンクリートの壁は2つを完全に分離して別のものとしますが
「浸透膜」であれば、ある程度お互いに行き来ができます。
この「ある程度」というところが非常に大事で、まったく同じ
にしてしまうと、「仕事」で周りから否定されてしまうことは
「自分の全人格」を否定されてしまったように感じます。
が、2つがある程度の独立性を持っていると、例え家庭でけんかしても
仕事で燃えるエネルギーは持っているし、逆もしかり。
この浸透膜がよいものであれば、よい影響だけをお互いに通す!
ということもできるじゃないですか。自分の心の持ちようとして。
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▼『真実とまずい飯は簡単に手に入らない』
上級管理職、たとえば役員とかになってしまったときに
簡単に手に入らなくなるのがこの2つ。
まずい飯は、どうしても接待とかでもいいところにいくから
手に入らなくなるんです(笑)
でも真実の方は笑い事ではすまされません。
偉くなってしまうと、心地いい事実しか回りはなかなか入れてくれません。
例え自分の発言が間違っていたとしても、周りがそれを命令と
解釈して、事実の方を曲げてあわせてしまおうとさえします。
では、これをどうやって防いでいくべきか?
それは簡単に「真実」が得られるシステム作りをすること。
よく言われるのが、会社の中で「真実を言われても」怒こらないという
評判を立てること、その評判を裏切らないこと。
そして、優れていると思ったのが「家族と過ごすこと」。
たとえ会社でどんなに偉くなろうとも、家族にとっては夫(妻)であり
父(母)でしかないのです。
だから、普通に自分でごみをだすし、掃除もする。
これによって自分が『特権階級』だという誤解を解く機会が
随時得られるのです。
これもまさに「システム」。システムが動くには論理が必要ですが
このようなバックボーンがわかっていれば納得できますよね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『自分らしくある』
心の中に浸透膜を持つようにする
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ハーバードのMBAコースの最終講義に、それぞれの教授から
15分間のメッセージ、贈る言葉があるんだそうです。
この本はそれを著者がインタビューなどでまとめたもの。
日本の大学にはこういう習慣ないですよね。
とても残念です。自分が大学生のころにこういう言葉を
聞けたのであれば、それはまた違った人生だったかもしれないな
とも思いますから!
こういうところはどんどん取り入れていけばいいのでしょうが
さて一方学生の質もハーバードMBAコースだと
生徒のやる気も違いすぎかもしれません・・・
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