世界を変えたいなら一度”武器”を捨ててしまおう [by 奥山真司 (著) ]
世界を変えたいなら一度”武器”を捨ててしまおう 奥山真司 フォレスト出版 2012-07-25 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『自分の思う通りの人生にしたい!・・・でも、うまくいかないとしたら』
資格を取ることに目を奪われていませんか?
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☆気になったキーワード
『戦略と戦術』 『抽象度を上げる』
『順次戦略と累積戦略』 『創発』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『目標達成の本質を知りたい』
頭を柔らかく発想する方法を知りたいので
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『人生を生き残るためには「武器」を捨てるしかない』
▼『順次戦略と累積戦略』
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▼『人生を生き残るためには「武器」を捨てるしかない』
本書のタイトルを初めて見たとき、「えっ」と驚きました。
「武器」というのがどういう意味なのか分からなかったのですが、
なにかのたとえなのであろうとはおもっていました。
武器というと連想されるのは戦争。
戦争において武器は必須のものです。
戦争において武器を捨てるということは、
戦わないということ?とように想像を膨らませたのでした。
この本の中でその答えは
人生を生き残るためには「武器」を捨てなければならないというのは
スキルを捨てるということを意味しているのです。
世界を見てみると、周りが助けてくれることを期待しないで
自分(国のレベルでは自国)だけでなにが何でも生き残ると
いう視点で考える傾向があります。これを「リアリズム」というのだ
では、日本はどうなのでしょうか?
国内にいれば、あまり意識をしないようなことでも
保護されてきたというのを感じることが多くあります。
たとえば、生活保護制度や輸入品などに関税がかかるなどですね。
でもこれから先も同じように保護されるとは限りません。
たとえば、TPPや外国人の移民解禁による雇用の争奪と
いったところでしょうか。
いろんなところ世界との競争が進む中、保護の存在価値も危ぶまれます。
キャリアアップの面でもスキルを上げようと考えて、
例えば、ただたんじゅんに英語の資格を取りましょうというのではなく、
その上位のところから考えてみようということです。
「武器を捨てる」というのは、そういったスキルを一度リセットして
考えてみましょうということなのです。
国や会社、個人のどのレベルにおいても当てはまることですよね。
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▼『順次戦略と累積戦略』
前回は人生を生き残るためには、まず武器(=スキル)を
捨てて、考えてみましょう、
ということをご紹介しました。
より上位レベルで考えること、抽象度を上げることが
大事だということです。
では、目標を考えるとき、
どのようにアプローチしたら良いのでしょうか?
この本では2つの方法が紹介されています。
順次戦略と累積戦略というものです。
まず、順次戦略とは目標やゴールを明確化しておく方法です。
キーワードとすれば、
・目標
・数字化
・地図
・分かりやすさ
・見える化
例えば、望月俊孝さんの「宝地図」をイメージすると
わかりやすいかもしれません。
もう一つの累積戦略とは、順次戦略とは反対の
「見せない戦略」です。
第二次大戦中、アメリカは日本の輸送艦をしらみ潰しに攻撃しました。
輸送艦の数は分からないけれども、いつかは輸送艦が尽きて、
物資が行き渡らなくなる。これによって日本が音を上げるで
あろうというものです。
(現在の国際上、アウトであることはここでは置いておきます)
このように目標や成果は見えないもののコツコツ
やっていくアプローチです。
「創発」という言葉がこの本に出てきますが、
習慣として続けてきたことがある日突然効果が出てくることの意味です。
例えば、スポーツや英語の上達過程でしょうか。
社長になっても昔からの習慣を継続し、
新聞配達を続けたり、高層階に住んでいながら、
階段を登り降りしている方の話が紹介されています。
高いレベルの累積戦略での成功例として紹介されています。
順次、累積戦略のどちらか一方ではなく、
両方とも取り組むべきということが理解できました。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『見える&見せない戦略を立てて実践する』
気づきを最大にするためのエネルギーの第一歩
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目標は人に話した方がいいと語る人がいる一方、
話さない方がいいという人もいらっしゃいます。
これは相反することで、どっちが本当なのだろう?と
この本を読んで、そのことが書かれていて、
霧が晴れる思いがして、嬉しかったです。
両方とも必要なものだと認識できましたので、
見える目標、見せない目標を掲げて実行しようとおもいました。
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