年収が2倍にも3倍にもなる勉強法 [by 堀 紘一 (著) ]
年収が2倍にも3倍にもなる勉強法 堀 紘一 PHP研究所 2009-03-14 posted at 2009/06/04 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『勉強法ブームです』
たくさんの本がでていますね。
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☆気になったキーワード
『「戦時」と「平時」』 『省エネの努力家』
『創る練習』 『素直さ』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『目的を定めた勉強法とは』
「その先」につなげるために
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『今はどっちだ?-「戦時」と「平時」』
▼『観察力を磨け』
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▼『今はどっちだ?-「戦時」と「平時」』
勉強をしよう!そんな風に思っているあなたには
なんらかの目的があるはずです。
その目的によって勉強法は
2つの種類があるということを本著では述べられています。
それが「戦時」と「平時」の勉強法。
平和なときと戦争をしているときで、切迫感が違ってくるように
目的に応じて勉強法もかわるはずなのです。
このときの「戦時」とは、試験勉強など
スケジュールと目的が短期的ではっきりしているものを
さします。
すなわち「合格」するということのみが唯一のゴールですから
そのためにどうすればいいのか?
という視点でのみ物事を考えます。
#ルールを守るという大前提をのぞけばです・・
#カンニングは犯罪ですからね(^^;;)
となると、出題傾向を研究したり
自分で研究しなくても、プロに任せたりするのは常套手段。
やらなければ膨大な時間がかかってしまうところを
「省力化」できるのです。
ところがこれが「平時」になると
全く逆になります。
短期的なゴールがありませんから
なんのために「学ぶのか」という目的をはっきりさせるのが
難しいからです。
でも「平時」にどれだけの「自らの厚み」を重ねることが
できているかどうかというところが「戦時」における
瞬発力の大きさをきめるといっても過言ではありません。
かの太平洋戦争においても、開戦当時日本軍は
破竹の勢いで勝利を収めましたが・・・
最終的に敗れてしまったのは
元々もっている「国力」の差にあったのですが
私たちに置き換えてみれば、長い人生において
うまくやってけるかどうか?
これは一時的な「バブル」のような成功であっては
困るわけですから、基礎体力としての「平時の勉強」を
常に重視していくことを考えなくてはいけませんね。
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▼『観察力を磨け』
そんな「平時の勉強法」、なにをすればいいのか?
について本著では多数の示唆や提案が
かかれているのですが、私が特に気になったのはこの1つ。
「観察力を磨く」
ということ。
一般的に「KY」というキーワードが
よく言われますが、それ以上に「プロ」と「アマ」の
違いがなんだろうか?と考えたときに
それは観察力の有無ではないかということなのです。
アマチュアであっても、大きな違いがあれば
その区別をつけることができます。
でも、ほんのわずかな違いを見分けることができるかどうか
というところは、観察力の有無であり
プロとアマをわけるところなのではないでしょうか。
その観察力。普段の心がけ次第で、誰でも磨くことができると
本著で堀さんは説かれています。
しかし、その観察力を生かすには「平時の勉強」による
知識や教養の蓄積が大事であるということ。
どんなに観察力があっても
それが何を意味するのか?どう利用すればいいのか?
ということに関しては、知らないことは全くわかりません。
先日、ある懇親会で周りの方が
プライベートジェットやヘリの話で盛り上がっていました。
機種の名前がばんばんでてきて、みんなで
盛り上がっているのですが・・・
わたしは機種のことがまったくわからずに
なんのことやらでした(^^;;)
これも、雑学として知っていることであれば
周りから得た情報をちゃんと融合して生かすことが
できるわけです。
そういう意味で、あの場で現役パイロットさんたちと
お話しすることができたのはとても有益でしたし
楽しかったです~。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『平時でもおこたらないこと』
それが初めて戦時で使えるものになる
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以前から速読の話を周りから聞かれるたびに
答えていることがあります。
それは、「速読をならっていなくても、速読できる人はいますよ」
と。
つまり、知識や教養が膨大にある人は
多くの本を読んでも、知っていることや理解していることが
多いので、読むスピードはどんどんと自然にあがっていくのです。
逆に知らないことについての初読の際の、スピードは
全然あがりません(^^;;)
先日も勉強会の指定テキストとして
「社会契約論」や「リヴァイアサン」を読んでいて
非常にもどかしい思いを感じたのは
その背景にある思想が、全く私の中に入っていなかったからです。
そう考えるとこの年になるまでさぼっていたことが
もったいないわけですが(^^;;)
常に平時の教養を備えるようにしていきたいものですね。
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