眼力 [by 齋藤 孝 (著)]
眼力 齋藤 孝 三笠書房 2004-07-06 posted at 2006/01/05 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『人を見抜く力が欲しい』
自分も客観視できそうですし
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☆気になったキーワード
『華がある』 『自分の物差し』
『力量』 『座標軸』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『能力をたかめる「軸」とは?』
基準となるものはなんだろうか?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『複眼的思考-スタンスをずらす』
▼『2つの座標軸-クロスさせる意識』
▼『ゴールデン座標軸』
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▼『複眼的思考-スタンスをずらす』
【エンビジ】もこのスタンスを取るところからスタートしました。
そう、【ビジネス書を読む】という、文系中心の立場。
【エンジニア】という理系中心のまるるちゃん。
この2つをかみ合わせるとなにかが生まれるのではないのか?
こんな風に思って、【エンビジ】を創刊したのが2004年の6月の
ことだったんです。
複眼的思考がなぜ大切か?というと
自分が普段いる立場=スタンス、をずらして物を考えることが
できるからだと思います。
まるるちゃんも含めて、人はどうしても環境に影響されます。
ということは、普段自分がいる世界の環境の影響が
思考には多分に入ってきているのです。
ところが、もう一つの眼=複眼をもっていると
その普段の世界の影響をうけない「思考」というものを持つことが
できますよね?
すると、ひとつめの思考では気がつかなかったことに
気づくことができるじゃないですか・・。
まるるちゃんは「エンジニア」としての生活と
「【エンビジ】をはじめとするネットビジネス」の生活が
最初はエンジニアのほうが断然重かったのです。
それが最近、似たような比重になってきている(笑)ので
逆転してしまって、エンジニアが消えてしまうことのないように
しないといけませんね。
逆転するくらいならいいのですが、消えてしまったら
複眼的思考にならないので(笑)
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▼『2つの座標軸-クロスさせる意識』
『X軸とY軸』、『象限』
頭痛くなりました?(^^;;)
理系人間にはよく見る言葉だと思いますが、
平面上に2つの軸を垂直に置いたものを考えてみてください。
⇒http://www.suriken.com/knowledge/glossary/coordinate-axes.html
すると4つに平面を分けることができますよね?
この一つ一つのことを『象限』といいます。
(上記ページにもリンクが張られていると思います)
このとき、思考の座標軸としてどんな2つをとるといいんでしょうか?
「お金」と「収入」みたいな似たようなものをとればいいと思います??
それでは、「複眼的思考」になりませんよね?
そう、ここで2つの座標軸は「似た座標軸を充てない」ということが
ポイントなんです。
性質の違う評価基準=座標軸をあてるということは
「クロスさせる意識を持つ」ということになります。
ということはそれぞれ4つの選択肢(=『象限』)においては
必ず異なる結論がでる!ということになるとまるるちゃんは思うのです。
そこで、4つの選択肢の中から自分にとって一番大事なのはどれだろう?
というのを選んでいく、ことが思考。
繰り返しになりますが、その思考の元となっているのは
「異なる選択肢」でないと、最初から自分の思考を狭めていることに
なりますから、要注意ですね。
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▼『ゴールデン座標軸』
著者の斎藤さんが提唱されている『ゴールデン座標軸』とは
この座標軸の基準として次の2つのあげているのです。
『自己肯定力』と『自己客観力』
ひとつめの『自己肯定力』とは自分のやっていることを
前向きに捕らえられるか?ということ。
「どうせ俺なんてやってもだめだよ」なんて普段から言っている人は
『自己肯定力』が低い人。
「俺ならなんでもできる!」というのは『自己肯定力』が高い人です。
2つめの『自己客観力』とは、自分のやっていること、その結果を
客観的に把握できる能力のこと。
これは文字通りそのままの意味ですので例はいらないですよね?
さて、この2つを座標軸にとると、
どのような4つの分類になるのでしょうか?
斎藤さんは次の4つの分類とされています。
・『自己肯定力』高+『自己客観力』高
⇒ 成功者ゾーン
・『自己肯定力』低+『自己客観力』高
⇒ **ゾーン
(なぜか名前がついていませんでした)
・『自己肯定力』高+『自己客観力』低
⇒ オレ様ゾーン
・『自己肯定力』低+『自己客観力』低
⇒ デットゾーン
もちろん、理想とするべきは「成功者ゾーン」です。
ただ、次に望ましいのは、どこのゾーンでしょうか?
というと、『自己客観力』が高い2つめのゾーンなんです。
ここのゾーンに位置していると、あとは不足しているのは
『自己肯定力』。
ですから「逆境においても前向きになろう!」とすることで
成功者ゾーンに上がることができるのです。
ところが今いるゾーンが『オレ様ゾーン』だとすると
大きな出来事で打ちのめされてしまうと
あっさりと「デットゾーン」に落ち込んでしまうのです。。(^^;;)
ネットビジネスで結果を出している人は、どちらかというと
この2つめのゾーンにいる人が多い気がします。
「今月は5万の収入があった!!」
これってまだ1000円くらいしか稼げてない人にとっては
すごいことじゃないですか??
私もそうですが、「まだまだ足りない」と彼らは考えます。
上を見ることに一生懸命になっていて
なかなか自己肯定をすることができないのかもしれません・・・。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『自己肯定力と自己客観力を持つ』
前向きな目で肯定する能力を持つ
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自分がやっていることを
【このままでいいんだろうか?】
と迷う瞬間ってありませんか?
それが、はっきりとした結果が見えていないと、余計にそうだと
思うのです。
いろんな外的要因、自分の身の回りの事件
どんなことでも外乱要素になると思います。
でも、そこでくじけてしまっては
いままでやったことが全部無になってしまいます。
自分が総合的に判断して「これはやめよう」
というのは、自分の未来にとって前向きなことですが
そうではなく、周りの要素にかき回されることで
やめてしまう、ということだけはないようにしたい!
そんな風に思っています。
そのためには後悔しないだけのことを
やり遂げるようにしたいですね。
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